例年に比べ、雪は少ないといっても、やはり雪よせは必要です。
朝、起きて自宅前の雪よせ。
会社に来て雪よせ。
みんな総出です。
その雪よせは、キッカリと自分の敷地だけやるのではなく、歩道までよせたり、ちょっと隣の家の敷地まで、そして、一人暮らしの高齢な方が住む家の前まで、誰かがやってくれたり。
これは雪国の「結い」ではないかと思いました。
昔は茅葺き屋根を、地域の人みんなで葺き替えしたり、田植えをお互い手伝ったりと、相互で助けあっていたはずです。
それが次第になくなり、自分の事だけと無関心な世の中になってしまいましたが、雪国にはまだ「結い」が十分に残っているのではないでしょうか?
そんな事を思いつつ、雪よせに励むのでした。
作成者:齋藤(智) 2009年1月26日(月)